~子どもは牛乳を飲まなければいけない?~親御さんや先生に知ってほしい牛乳のデメリット No.1

私が牛乳に違和感を感じたのは、以前勤務していた保育園での出来事がきっかけでした。

 

ある日の会議報告

担任の先生

「Kちゃんが、自宅で牛乳を試してみたところ下痢が出たそうです。

病院に行き、乳糖不耐症と診断されしばらく牛乳は飲まずに様子をみますとのことでした」

 

という内容

 

乳糖不耐症

 

乳糖不耐症

牛乳に含まれる乳糖という成分を分解・吸収できず下痢や消化不良を起こしてしまう症状

 

私は、その時に初めて乳糖不耐症を知り、牛乳に疑問を持ちました。

 

保育園では、なぜか1歳を迎えたら牛乳をはじめるという謎の基準がある園が多いように思います。

当時、その理由について先輩に聞いてみましたが離乳が終わるし、幼児食に移行するからというこたえしか返ってきませんでした。

 

何で幼児食になるから牛乳?
形状が違うだけで食べている物は、離乳食も幼児食も同じ

そのような理由であるのならば、離乳期からでもあげられるのではないですか?

 

そんな出来事がきっかけで、私は牛乳について調べることにしました。

 

そもそも牛乳って飲まなければいけないもの?

 

 

~牛乳よりもカルシウムが豊富な食品は他にもある~

一般的には、牛乳はカルシウムが豊富だから背が伸びるからたくさん飲みましょうと言われていますが、そのようなことはなく

農林水産省のデータを調べてみますとひじきや小松菜等の方がカルシウム含有量が多いです。

 

カルシウム含有量比較表

 

牛乳  200gあたり    220㎎

ひじき 20gあたり   280㎎

小松菜 140gあたり    238㎎

 

 

手軽に摂る為には、飲料のほうが簡単という理由なのかもしれませんが

食育というのならば味覚もきちんと育てていくべきではないでしょうか?

 

カルシウムの数値が心配であるのならカルシウム豊富な食材を食事に組み込み、飲み物は水かお茶でよいのではないかと思います。

 

私たち大人がするべきは、牛乳を無理やり飲ませるのではなく、食事から栄養をどう摂取していくかを工夫することが必要なのではないでしょうか?

 

ただでさえ、食べ物の質が落ちている時代

 

子どもたちが口にするものに対して、大人は敏感になることがとても大切なのです。

 

 

~牛乳は体に悪影響を及ぼす~

そもそも牛乳は、子牛が育つ為の飲み物。

子牛の為の飲み物を人間が飲むということに違和感があります。

 

哺乳類の中で離乳期を過ぎても乳(牛乳)を飲んでいるのは人だけ。

 

子牛の為の飲み物である牛乳を人間が飲むと身体に様々な問題を引き起こしやすくなるのです。

 

アレルギー・鉄欠乏性・胃腸疾患・発疹・不妊・下痢・ニキビ など

 

牛乳に含まれる三大栄養素

糖質・たんぱく質・脂質

は、どれも身体に悪影響を及ぼすリスクがあり、人には適していないもの。

これから育っていく子どもたちへの身体へのリスクが大きすぎるのではないかと思います。

 

私は、乳製品を口にすると胃の調子が悪くなりますし

主人は、必ず下痢をします。

今思えば、保育園でも子どものお腹の調子が悪いときには、牛乳はやめましょうという会話が必ず出ていましたが

やめる=胃腸に負担がかかるから

ということを感覚的には、わかっているのだと思います。

 

 

~ 牛乳を飲むように指導される子どもたち ~

学生の頃、給食の終了時間に間に合わず

教室の隅で最後まで牛乳を飲まされていたクラスメイトがいた記憶がありますが

私が保育士新人の頃に勤めていた保育園でも牛乳が苦手な子たちは、おえおえ言いながら牛乳を飲まされていました。

しまいには、怒られたり鼻をつままれて飲まされる子も、、、、

 

先生たちは、何の目的を持って無理やり牛乳を飲ませているのか?

 

牛乳にはカルシウムが豊富!身体に良い!という誤った情報が出回っているせいで

 

・子どもの飲まなければという精神的負担

 

・先生側の飲ませなければという精神的負担

 

が大きくなってしまっているのではないでしょうか?

 

牛乳は飲まなければいけないという洗脳なのでは?

 

 

これから身体が成長していく子どもたちにとって、大切な食事時間が苦痛になるなんて悲しすぎます。

とにかく楽しく食べることが一番。

食事の楽しさを知ってからこそ、食育がスタートできるのです。

 

※全ての先生がそのような対応をしているわけではありません🐣

 

 

よく考えてみると学校給食に牛乳が出てくる事に違和感はありませんでしたか?

保育園・幼稚園・小学校・中学校と続きますが

大人になって、お米に牛乳を飲料にして食事をする人はほとんどいないのではないでしょうか?

 

子どもも大人と同じ感覚をもっています。味覚も同じ

国も食育は大切とさんざん言っているにも関わらず未だに学校給食で牛乳が提供されていることに矛盾を感じます。(日本の闇も感じますね)

子どもたちだけ牛乳を強要されられるのは不思議でなりません。

 

昭和21年から脱脂粉乳が提供されるようになり、その後は国産牛乳と未だ変わらず牛乳が提供され続けていますが、子どもの健康を考えて学校給食の内容も見直すべきなのではないでしょうか?

 

 

~疑問をもつ事の大切さ~

子どもたちにもなんでなんで?の時期があるように

子を身近にもつ大人も、なぜ?をたくさんもってほしいと思います。

 

ほんとに栄養豊富?デメリットは?

無理やり飲ませる必要があるのか?

 

特に教育・福祉に携わる大人は、なぜから多くのことを学んでほしい。

また、そのような職務に就く人たちに

食の大切さについて学ぶ機会を与えてほしい。

 

人の身体は食べ物から作られます。

 

子どもたちのこれからの為に、今までの当たり前を変えてほしい。

 

牛乳に限ったことではなく

当たり前なことが

実は当たり前じゃない

子どもをもつ人、携わる人たちには常になぜ?どうして?をもつ事が大切なのではないでしょうか

 

決まったことをやるのは楽で

ルーティン化しやすい

誰かががやっている、誰かが言っていたからそれが正しいわけでも当たり前でもない

 

それが子どもにとって良いことなのか

発達を促す?

楽しい?

喜んでる?

子どもたちのこれからに繋がる?

 

ふと、立ち止まって考えてみると

そういえば、、、、、、、となぜが出てくるかもしれません。

 

 

牛乳を飲まなくても子は育ちます。

 

牛乳を飲むことは、当たり前ではない。

 

むしろ牛乳は、デメリットのほうが大きい。

 

牛乳のデメリットについての詳細は、次回ブログで🐣

「子どもは牛乳を飲まなければいけない?親御さんや先生に知ってほしい牛乳のデメリットNo.2」

 

◇お子様におすすめの飲み物のご紹介◇

牛乳の代わりにオーツミルクはいかがですか?

お料理やお菓子作りにも牛乳と同じように使用でき、そのままお飲みいただくこともできます。

スーパーでもオーツミルク自体は販売されていますが、商品によって味が異なります。

こちらのオーツミルクは優しい甘さで美味しく飲めますのでお子様におすすめです。

~オーガニックオーツミルク~

 

カフェインがなく、身体を温めてくれる三年番茶

常用茶におすすめです。

内臓を温めて子どもの健康な体作りを応援してくれます。

~オーガニック三年番茶~

 

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