保育士辞めたい、、、新人さんちょっと待って!保育は、心持ち次第で楽しくなる!

ちょうど今の時期の保育園は、新入園児が入園し先生たちは毎日大忙し

帰宅後は、どっと疲れが出ると共に気が緩んでそのまま寝てしまうなんて事もあるのではないでしょうか?

 

頑張っている先生たち、ほんとうにお疲れ様です。

 

特に新人の先生たちは、初めましてだらけで心身ともに大変な時期なのではないでしょうか。

そんな先生たちの心が少しでも軽くなり、保育士としてのやりがいや楽しさを感じていただけるようちょっとした応援ができればと思います。

   ー もくじ ー

〇泣かれるのはしんどい、でも「手がかかる子ほど可愛い」

 

〇新入園児の対応に疲れてしまった、、、毎日大泣きの子どもたち、どうしたらいいの?

 

〇最後に

 

~泣かれるのはしんどい、でも「手がかかる子ほど可愛い」~

 

初めて保育園生活を経験する子どもたちは、新しい環境に慣れるまで毎日大泣き。

そんな泣き声を1日中聞いていると

優しい先生は自分まで悲しくなってしまったり

慣れない業務に、初めましての先輩たちと親御さんとのコミュニケーション。

精神的な負担は大きく、きっと休憩をとる時間すらないのではないでしょうか。

 

本当に大変な仕事、ですがそれゆえにとてもやりがいのある仕事でもあります。

今は、辛い

しかし、数カ月もすると気持ちにも少し余裕がでてきて、子どもたちに愛着が芽生えてきます。

「手がかかる子ほど可愛い」というのはまさにその通りだと思います。

これまで様々な先生たちと一緒に仕事をしてきましたが、子どものたちのへの思いに悩み、退職を考えるほど頑張り屋さんの先生は、どの先生より子どもたちに愛されていました

 

きっとあなたもその一人ではないでしょうか?

 

先生が一生懸命手をかけて保育をした分、子どもたちも愛情を返してくれます

 

信頼関係が築けてくると

 

🐣目が合うと笑顔を見せる

🐣先生の後ろをひよこのように追いかける

🐣背中からハグ 

🐣「お着換えしようか?」『ヤダ!○○先生がいいの!』  

 

など、子どもから先生に向けての愛情の発信が見られるようになります。

子どもは自分の気持ちに真っすぐ正直、たくさんの愛情を注いでくれる先生をわかっているのです。

現時点で子どもが来てくれない=好かれていないというわけではないので安心してくださいね。

 

現時点で泣かれるのは当たり前。

親御さんと離れて泣くということは、子どもの正常な反応です。

泣かれてしまったからといって先生が不安になることはありません。

私たちはこれから信頼関係を築いていくのです。

愛情をたっぷり注いであげてください。

 

~新入園児の対応に疲れてしまった、、、毎日大泣きの子どもたち、どうしたらいいの?~

               
 
①子どもの背景と心情を想像してみる
 
②子どもの笑顔を引き出し、仲良くなることを意識する
 

 

先生も人間。

慣れない環境に不安を感じている中で、1日中泣き声を聞いているとイライラしてしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、子どもを抱っこし、顔を見ながら

その子がなぜ泣いているのか、その背景を想像してみてください。

感情は冷静に、無を意識。

 

産まれてから、側にいることが当たり前であった親御さんと離れて、突然知らない場所、知らない人に囲まれ子どもたちはパニック状態。

私たち大人で例えるならば、言葉の通じない知らない国に突然ポンと置いて行かれたような感覚でしょうか。

私もパニックになると思います。(笑)

もし、自分がその状況におかれたら

どのような心情で、どのような事を求めているのか

その背景を想像してみると、泣いている子どもたちの気持ちが理解できるのではないでしょうか。

想像することで、子どもの状況や状態を冷静に考えることができ、先生の気持ちも少し楽になるのではないでしょうか。

 

①子どもの背景と心情を想像してみる

 

・親御さんの側を離れることなく、一緒に過ごしていた。

・この場には、知らない人しかいない。 

・保育園という施設がどのような場所であるかを知らない。      

・全く知らない場所に1人で預けられている。           

・言葉で意思を伝えることができない。           

・自分の意思で安心できる場所に帰ることができない。

・親御さんが迎えに来てくれるのかもわからない。

などなど、たくさん出てきますが、子どもの気持ちは「不安」でいっぱいなのです。

 
 

安心したい

抱っこしてほしい

でも抱っこは、愛着がある人が良い

葛藤

泣く

 

先生に抱っこされてみたものの、やっぱり嫌だ!という子どももいます。

子どもに拒否されて「どっちなの?!」とこぼしている先輩がいるかもしれませんが、どちらもです。

 

抱っこされたいけど、違った。

でも安心するような気もする。

素直に感情を表現しているだけなのです。

 

もしかしたら、慣れている先生は良くも悪くも泣くものだから、と放置してしまうこともあると思いますが

 

ここからが、進入園児さんと相性の良い新人さんの出番!

これは、私の見解ですが、新人さんは新人さん同士で気持ちが通ずるところがあるように思います。

 

初めましての気持ちがわかるからか、仲良くなるのも早い。

そんな先生たちだからできる事。

 

 

 

②子どもの笑顔を引き出し、仲良くなることを意識する
 

子どもと仲良くなれば、お互いに自然と笑顔が出てきます。

まずは、子どもの葛藤する心情を根気強く受け止め、たくさん抱っこしてあげてください。

たくさん抱っこをして顔を覚えてもらい、優しく側に寄り添うことで、この人は困っている時に助けてくれる安心できる人、頼りになる人だと子どもは認識します。

愛の第一歩。

だんだんと心を許すようになると笑顔も見られるようになります。

泣き顔から笑顔を引き出せた時の感動には、たまらないものがあります。

「笑顔、最初にいただきましたー!」と私は心の中でよくガッツポーズしていました(笑)

 

抱っこで安心し、落ち着いているようでしたら少しずつ遊びに誘ってあげると良いと思います。

泣いてしまったら抱っこをして、大丈夫だよ~と安心させてから遊びに誘うを繰り返し続けていくうちにだんだんと子どもと先生の楽しい時間が増えていきますよ。

 

抱っこは癖になるとおっしゃる先生もいますが、そのようなことはなく、子どもは安心すれば自分から先生の側を離れ、遊びにいくようになります。

数カ月が過ぎても離れられないのであれば、それは何か不安な気持ちがあるのだと思いますので、親御さんと相談しながら原因を探ってみるといいと思います。

 

先生の優しさで、子どもたちを安心させてあげてくださいね。

 

子どもたちと愛着関係を築けると保育の楽しさがどんどん広がっていきます。

子どもを大切に思う先生たちに

辞めるという選択をする前に保育の楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。

 

今は体力・精神共に大変な時期だと思いますが、GW明けを乗り越えれば子どもたちは落ち着いて過ごせるようになります。

 

考えすぎずに今は、子どもの背景を想像しながらひたすら抱っこです。

応援しています。

               

最後に

保育も大切ですが、まずその前に先生ご自身の心身の健康が一番です。

どんな時も自分を大切にすることは絶対に忘れずに!

身体と心が辛いときは休みましょう。

休めないと思うかもしれませんが

休みますと伝え、休んでください。

先生の健康が子どもたちの健やかな成長に繋がります。

 

次回のブログは

「保育士辞めたい、、新人さんちょっと待って!保育は、心持ち次第で楽しくなる!②」

子どもを安心させ、仲良くなるためのポイントについてお話させていただきたいと思います。

 

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参考までに