おやつ=お菓子?栄養不足に注意!~子どものおやつの選び方~
無意識に
おやつ=お菓子と思っていませんか?
子どもの栄養となるおやつ選びはとても大切。
おやつはただ、小腹を満たす為のものではなく、子どもの身体の栄養補給となる大切な食事の一部なのです。
まだ消化器が未熟な子どもは、一度に食べられる食事量が少なく、朝・昼・晩の三食だけでは栄養が不足してしまう為、おやつを食べることで1日を通して栄養を摂取するのです。
おやつ=食事 なのです。
〇子どものおやつ(食事)をどのように選んでいますか?
好きな物を選んであげたいという親御さんの優しさはとても素敵ですが今、お子様が食べているおやつが身体の栄養となる物であるのか吟味する事が大切です。
パンやスナック菓子、ゼリーやアイス等は、忙しい親御さんたちにとって手軽に用意ができ、保存もきくありがたいものではあります。
しかしそれらは、お腹は満たされますが中身は、ほとんど砂糖や添加物。栄養はスカスカ、、、、という物が多くを占めています。
絶対におやつにお菓子はNGというわけではありません。
おやつの質にこだわることが大切なのです。
食べても栄養にならない添加物だらけのお菓子やパンなどを与えていますと
きちんと食べているはずなのに栄養不足
という質的栄養失調になるリスクがあります。
貧血・イライラ・落ち着きがない・気力がない等の症状が見られることがありますので、注意が必要です。
特に鉄分は意識して摂ることが必要です。
〇お菓子やジュースは添加物が盛りだくさん
ご存じでしたか?添加物の多くは、石油から作られているのです。
まさか!?と私自身も疑いましたが、事実です。
子どもに石油を食べさせていると思うと恐ろしいですよね、、、
添加物は、発ガン性・発達障害などのリスクもあります。
原材料表示の『 / 』←スラッシュマーク以降に表示されている物は、添加物ですのでお気を付けください。
子どもが大好きな駄菓子は、アウトです。
最近では、スーパーでも添加物不使用・農薬不使用などのオーガニックで美味しいお菓子も増えてきていますのでぜひ探してみてくださいね。
〇パンや果物は??
出来ればパン=小麦粉製品は、腸の健康の為に避けたいですが、もしパンを食べさせるのであればコンビニではなくパン屋さんで購入することをおすすめします。
出来れば天然酵母、国産小麦で作っているパン屋さんを選ばれると良いかと思います。
オーガニックのパン屋さんもあります。
グルテンが心配な方は、古代小麦のパンをおすすめします。
※小麦粉アレルギーの方も食べられると言われていますが、重度の症状がある方は念の為、医師と相談されるといいかと思います。
果物は、ビタミン豊富で健康に良いと思われがちですが特に熱帯産の果物は身体を冷やしてしまいます。糖分も多い為、頻繁に食べることはおすすめしません。
もし、食べさせるのであればりんごなどの温帯地域で育った果物を少量あげてくださいね。
〇おやつ選びのポイント
・砂糖(特に白砂糖はNG)・添加物・農薬・乳製品・小麦粉不使用のもの
・身体を冷やさないもの
ポイントを意識しながらできる範囲で質の良い物を選ばれると良いかと思います。
〇おすすめのおやつ
・野菜スープ
・玄米餅(喉につまりやすいので注意)
・玄米グラノーラ
・おにぎり(玄米おにぎりや穀物、とうもろこし、わかめ、ひじき、お芋入りがおすすめ)
・さつまいも
・かぼちゃ
・野菜の煮物
・ごぼうスティック
・蒸し野菜(キャベツ・ブロッコリー・にんじん・大根・かぶなど)
※マヨは使わない
・手羽元の煮物
・玄米ポンせん
・甘酒(原材料は、米と麹。砂糖不使用の物を選ぶ)
屋台で売っている甘酒は、酒粕甘酒です。麹甘酒は、ノンアルコールで甘くて美味しいですよ。赤ちゃんも妊婦さんもOK。
・オーガニックお菓子(おせんべいや米粉クッキーなど)
・アガベシロップ(手作りおやつにシロップをかけたい時におすすめ)
など
〇最後に
量や種類を多く食べていても栄養が少ない物を食べていますと質的栄養不足になり、身体の免疫力が低下、病気にかかりやすくなります。
「人は食べたもので作られる」
子どもたちの健やかな成長のためにどのような物を選ぶといいのか、側にいる大人は考えていくことが大切です。
今は、元気!ですが心配しているのは子どものこれからの事です。
目に見えないだけで、添加物などの化学物質は身体に蓄積されていくのです。
親が子どもを介護するような時代にはなってほしくない。
子どもがいつまでも健康で、幸せな人生を送ることができるように特に乳幼児期から小学校までの時期は食事内容を意識してあげてください。
栄養をしっかり摂ることで、どんな病気も跳ね返す薬いらずの強い免疫が備わります。
風邪を引いた時の発熱は、免疫が発動している証拠です。
頑張って菌と戦っている最中ですので、余程のことがない限りは薬で熱を抑えないでくださいね。
免疫さんを応援です!
添加物大国の日本では、添加物が入っていない物を見つけることのほうが難しいかと思いますが、できる範囲で避ける、減らすにチャレンジしてみてくださいね。
皆様の子育てをかげながら応援しています。
~お子様におすすめのおやつのご紹介~
心と身体に優しいおやつをぜひ試してみてください♪
🐣玄米ポンセン
🐣玄米黒ゴマせんべい
🐣甘酒(アルコールなし)
🐣玄米グラノーラ
🐣玄米餅(食べるさせる時は、つまりに注意)
🐣アガベシロップ