保育士辞めたい、、、新人さんちょっと待って!保育は、心持ち次第で楽しくなる! No.3
GW明けの憂鬱な時期は、肩の力を抜く事が大切
GW明け。4月に入園し、保育園生活にやっと慣れてきた新入園児さんがGWを挟むことによって、再び泣き出すこの時期。
保育士さんにとってはちょっと憂鬱で
更に梅雨が重なることで、心と身体の疲れが加速してしまうなんて事も、、、
子どもたちも
連休→おうち生活に戻る→リセット→再びの登園で
なぜ、またここに連れてこられたんだー!!と大泣き。
先生たちもここまで頑張ったのに、一からやり直しだー!!と半泣き状態(笑)。
ベテランさんですと、毎年のことと流せるかと思いますが、入社したての右も左もわからない中で、大人数の大泣きの子どもたちを保育する。
これを短期間で、5月に再びって本当にものすごいエネルギーを使うんです。
新人さんは本当にきついと思います。
私も若かりし頃は、帰りの車中でボロボロ泣いていました(笑)
しまいには、子どもに「先生イヤ!」ととどめをさされることも(笑)
子どもの気まぐれな一言であっても素直な新人さんは、それをストレートに受け止めてしまうのです。
大丈夫ですよ。
子どもは遊んでくれる大人が大好き。
子どもの気持ちを受け止め、たくさん関わることでその「イヤ」という言葉が本当のイヤではないことがだんだんわかってきますし、そのイヤの言葉の後ろにどんな思いが隠れているのかが、わかるようになってきます。
子どもの言葉をそのままキャッチすせず、その言葉の背景を想像してみてくださいね。
背景を想像することで、先生も落ち着いて子どもと関わることができるようになると思います。
肩の力を抜いて子どもと関わることで気持ちが軽く、保育が楽しいものになります。
私流、具体的な肩の力の抜き方
①普段と様子が違う子どもと関わる時には、感情を無にすることを意識
②怒ったら保育士として負けだと思う
③自分を女優だと思い込む(笑)
怒っている子
泣いている子
暴れている子
友達を叩いている子
ハイテンションな子
に関わる際に
無感情=心がフラットな状態の私を演じる
そして、子どもにかける第一声は、「どうしたの~?」とゆるめ
実は、これもポイントです。
ゆったりとした言葉がけからスタートする事で、自分を整えてペースを作ります。
さすがにお友達を叩いている時は、駆け足で(笑)
無感情な私を意識して演じているとそれがだんだんと身に付き、子どもの感情に左右される事が少なくなってきます。
心にゆとりが出てきて、子どものトラブル対応に入ってもイライラするどころか、クスっと笑えてしまうことも。
感情に引っ張られて声を掛けてしまうと、、、、
〇「何やってるの!!」「やめなさい!」と怒りの感情で関わる
→びっくり!こわい!本当のことを言ったら怒られる→と嘘をついてしまうことも、、、
〇泣いている子どもの姿を見つけ、「誰に叩かれたの?」と大人が原因を決めつけてしまう
→違うけど、そう答えたほうがいいのかも
子どもは、大人顔負けに頭が良いのです。
ですので、大人の関わり方ひとつで、真実が違う方向にいってしまうこともあります。
子どもの真意に気付けなくなってしまう場合もありますので、先入観を持たずに心はフラットな状態で関わる事が大切です。
もちろん先生も人間ですから常にフラットなんてできない!とおっしゃる気持ちもわかります。
そんな時は、「私は女優,,、、、 私は女優、、、」と心の中でつぶやいてください。(笑)
コツコツ続けていくうちに自己暗示まではいきませんが
この状況でそんな事をつぶやける自分の冷静さにふと気が付く日がくると思います。
私は、女優になりすぎたあまり、新人ギャルに
「omochi先生は、いつも冷静で何考えてるのかわからないから怖いですよ!」と告白されました(笑)
お!ねらい通りだな!と心の中で笑ってしまいました。
感情で仕事をすると、ものすごいエネルギーを使います。
疲労困憊で、楽しい子どもとの関わりが逆に負担になってしまう事に、、、
とにかく肩の力を抜いて、上記の①~③のポイントを意識しながら冷静に、客観的に子どもと関わる事をおすすめします。
どんな関わり方をしても子どもが落ち着かないという時は
静かな環境を作り、時間の許す限りそっと側で見守ってあげてください。
心は、無感情な女優の私です。(笑)
子どもがもし何かアクションをしてきたらそこから「どうしたの~?」と受け止めてあげてください。
もしくは、そっと抱きしめるのも良いと思います。
いつも全力では心も身体も壊れてしまいます。
自分のことも大切に。
肩の力を抜いてうまく調整してくださいね。
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