〜おしゃぶりって必要?~ 口呼吸で免疫病に!?

 

おしゃぶりは良い?悪い?

調べてはみるものの、情報がありすぎて迷ってしまう、、、、

そんな時は、赤ちゃんの身体のしくみからおしゃぶりの必要性を考えてみてはいかがでしょうか?

おしゃぶりについて素敵な学びがありましたので、皆様にも共有させていただければと思います

 

◇もくじ◇

1.おしゃぶりによる発語や歯への影響は?

2.おしゃぶり追放運動による弊害

3.おしゃぶりのメリット

4.口呼吸のリスクと鼻呼吸のメリット

 

1.おしゃぶりによる発語や歯への影響は?

 

おしゃぶりは歯並びが悪くなる、言葉が出るのが遅くなるなどの話をよく聞きますが、ある口腔科医の先生の著書によるとおしゃぶりは

『柔らかいゴムでできており歯への影響は心配ない、むしろ口を左右対称に使うことで顎が均等に鍛えられ、歯並びが良くなる』とのこと

歯並びが悪くなる原因は『口呼吸・寝相・片噛みの習慣』にあるそうです

言葉が出るのが遅くなるという話も全くの逆で

おしゃぶりを吸う力=吸啜運動をしっかり行うことで、発語に必要な筋肉が鍛えられ言葉がたくさん出るようになるそうです

 

私が新人保育士の頃、口をふさぐと発語できなくなるからおしゃぶりは良くないという話を聞きましたが、そもそも発語に必要な口や舌・顎などの筋肉が発達していないと言葉を話したくても発することができないのです

 

2.おしゃぶり追放運動

 

以前、海外ではおしゃぶりは子どもに良くないと追放運動が起こったそうです

しかし、それから数十年後に1歳でおしゃぶりを外して育った子どもたちに口呼吸や歯のトラブル(出っ歯や受け口、すきっ歯など)が出てきたそうです

そのようなことからおしゃぶりの必要性が確認され、良いおしゃぶりの開発に動き出す会社が出てきたようですよ

 

3.おしゃぶりのメリット ~なぜおしゃぶりをしたほうが良いのか~

 

〇発語・咀嚼・嚥下のトレーニン

おしゃぶり・母乳・哺乳瓶を吸う事で発語に必要な筋肉が鍛えられる

口や舌の動きが滑らかになり、咀嚼・嚥下の力も育つ

 

〇口呼吸の防止

口が閉じられていることで、鼻呼吸が自然と定着する

(言葉を話し始める時期に口呼吸が身に付きやすいので注意)

 

〇口呼吸から引き起こされる免疫病の回避

口呼吸の習慣がつくと免疫力が低下し、病気にかかりやすい身体に

 

4.口呼吸のリスクと鼻呼吸のメリット

 

そもそも口は、呼吸器ではなく食べ物の入口

本来、鼻呼吸をすることにより空気を鼻フィルターで浄化していますが

口呼吸を行うと、空気中の有害物質(菌、ウィルス、排気ガス等)は、鼻のフィルターを通さずに直接口の中から入ってくる為、喉の扁桃腺を痛めてしまいます

扁桃は菌やウィルスと戦う白血球を作り出し、外敵から身体を守る免疫器官である為

菌やウイルスから身体を守る扁桃腺がダメージを受けてしまうと防衛が崩れてしまい、免疫力が低下

結果的に様々な菌が身体中にばらまかれ病気にかかりやすくなってしまいます

また、口呼吸をすると扁桃腺が乾燥してしまい雑菌が住みつきやすくなります

私たちの身体に住み着いている常在菌扁桃腺が健康であれば悪さをしませんが

口呼吸で乾燥し、弱っている扁桃腺に常在菌がとりついてしまうと、常在菌付きの白血球が体中にまき散らかされ病気にかかってしまいます

小児喘息やアトピーリュウマチ、喘息、蕁麻疹、アレルギー、白血病など

これらの病気は、口呼吸を改善することで治るケースもあるそうです

過去にアトピー白血病を患っていた園児さんたちを思い返してみると確かに鼻づまりがひどく、口呼吸をしていた子がいたという記憶があります

病気の原因は一概には言えませんが、試してみる価値はありそうですね

 

<鼻呼吸のメリット>

・空気中の有害物質を取り除いて綺麗にする

・空気の湿度と温度調整し、肺へ送る

・ほこりやダニ等のばい菌の侵入を防ぐ 

・鼻で取り除いたばい菌等のごみを鼻水や淡で排出する

 

青っぱなが出ますと、親御さんたちは急ぎ病院へ駆け込んでいましたがこれは身体の免疫機能がきちんと働いている証拠だそうです

青っぱなは、細菌と白血球が戦ったものの残骸、鼻呼吸ができているということですので安心してください

正常な身体の反応です

鼻水は細菌の残骸ですので、薬で止めずに排出させてあげてくださいね

 

最後に

おしゃぶりの情報は様々ですが、私の経験の中で上記の内容は納得できるものがありましたので、参考までに

おしゃぶりを使う期間は、出来れば3歳前後までが理想のようです

出来る範囲でチャレンジしてみてくださいね

友人の子どもは、おしゃぶりをくわえさせるとお母さんのおっぱいと違う!と舌で押し出してしまうようです

初めてがたくさんの赤ちゃんは、おしゃぶりに慣れるまで時間がかかることもあると思います

焦らず、無理せず、少しずつチャレンジしてみてくださいね

 

病気に強い身体をつくる為には口呼吸を改善し、扁桃腺を守る事がとても大切です

本来持っている免疫機能をしっかりと発揮できるように親御さんがお子様の身体を守ってあげてくださいね

 

☆おしゃぶりのご紹介☆