朝ご飯は、その日1日の活力!!~子どもの朝ご飯の選び方~
お子様の朝ご飯はどのように選んでいますか?
・ビタミンが摂れるから果物
・うちの子が大好きなチーズ
・健康を意識してヨーグルト
・お菓子だとスムーズに食べてくれるからドーナツ
・食べやすいし、片付けが楽なのでパン
・お米が好きなのでおにぎり
・食べないので野菜ジュース
などなどご家庭によって朝ご飯の内容は様々だと思います
朝はバタバタと忙しく、毎朝戦いです!とおっしゃる親御さんがいるくらい
子どもの支度に自分の支度、あっとごみ捨ても行かなくちゃなんて、やる事が盛りだくさん
ササッと食べてほしいから子どもの朝ご飯にはパンがマストなんてご家庭もあるかもしれません
しかし、1日のスタートとなる朝ご飯の選び方は、とても大切なのです
子どもには「今日はどんな楽しいことがあるのかなぁ?」と心がウキウキするような晴れやかな気持ちでその日をスタートさせてあげたいですよね
その為には、心と身体のエネルギーとなる食べ物を親御さんが選ぶという事が大切です
子どもが喜ぶ好きな物=子どもが健康に育つ
ものではありません
子どもはまだ、食べられる物かそうでない物かの認識も曖昧です
食べ物にどのような作用があるのか、農薬や添加物が入っているかもしれない等、自分で判断することはできません
親御さんの目でしっかりと判断し、お子様の身体を守ってあげてください
何を食べるかで、子どもの活力は大きく変わってきます
出来る範囲で、朝ご飯チャレンジをしていただけたらと思います
◇ もくじ ◇
①おすすめの朝ご飯
②朝ご飯選びで気を付けること
③寝起きが悪く、朝ご飯を食べてくれない時は
④健康な朝ご飯に役立つおすすめグッズのご紹介
①~おすすめの朝ご飯~
ご飯(おにぎりなど)と味噌汁(具だくさん野菜入り)
・ご飯
玄米や雑穀入りご飯、とうもろこしご飯やわかめご飯などがおすすめです
鉄補給には、ひじきご飯もおすすめ
お米は、腹持ちが良くパンやお菓子等と比べて血糖値の上昇が緩やかです
血糖値が急激に上がると血糖値を下げなければと身体が頑張りすぎてしまい、眠気やだるさが現れることがあります
朝は、身体にエンジンをかけたいところ
保育園や学校に到着しても眠い、だるい、ボーっとしていて遊び出せないなんてことも、、、、、
お米をしっかりと食べてエネルギーチャージを
お米の中でも玄米は、栄養豊富
玄米の栄養は、白米の4倍と言われ食物繊維が豊富
ビタミンやミネラルも含まれています
子どもによっては、玄米を嫌がることもありますので無理に食べさせず、七分づきや五分づきにしたり、少し麦を混ぜて玄米麦ご飯にして炊いてあげるといいと思います
玄米は噛み応えがありますので、顎をしっかりと動かすことで咀嚼が促され、唾液の分泌量も増えて消化・吸収が促されるメリットもあります
(玄米は白米と炊き方が異なります。しっかりと浸水をしてから炊きましょう)
※白米は、精米時に表皮に付着している農薬が除去されますが、玄米は、栄養素が含まれている表皮と胚芽部分に農薬が残っていますので無農薬の物を選びましょう
・味噌汁
発酵食品である味噌には身体を温める作用があり、朝一番に味噌汁を飲むことにより内臓が温められ活発に動き出します
身体が温まると心も動き出し、活力がわいてきます
味噌には、メリットがたくさん
味噌の酵素が消化吸収を助け、体内の酸化を防いだり解毒や血管のお掃除までしてくれますので積極的に取り入れたい食材ですね
ただし、添加物等が入った味噌にはそのような効果はなく、昔ながらの伝統製法の物をお選びください
味噌の原材料は、麹・塩・麦(大豆、米)です
伝統製法の味噌には、酵母が呼吸できるようにパッケージに穴があけられていますのでそちらもチェックしてみてくださいね
②~朝ご飯選びで気を付けること~
・果物はNG
朝ご飯に果物やアイスを食べ、お子様の血色が悪くなっていることはありませんか?
果物は身体を冷やしますので朝は、控えましょう
特に暑い地域で育った果物は冷やす作用が強いです(バナナ・オレンジ・パイナップル等)
夜間眠り、体温が下がった状態の身体に果物が入ることで更に身体を冷やし、いつまでもエンジンがかからず動き出すことができないことも、、、、
果物を食べる良いタイミングは、身体が温まっている昼食後
りんごやみかんなど昔から日本にある果物を少量あげてください
・水分の摂り方
寝起きにたくさんの水分を与えてはいませんか?
寝ている間に不足した水分を補わばければと、朝ご飯の前にたくさんの水分を与えすぎてしまうとそれだけでお腹がいっぱいになり、朝ご飯が食べられなくなってしまいます
飲ませすぎには注意しましょう
また、食事中の水やお茶は摂りすぎると消化液が薄まってしまいますので、出来るだけ咀嚼を促し、唾液をたくさん分泌してしっかりと飲み込めるようにしましょう
・砂糖、小麦粉、乳製品はNG
空腹時にお菓子やジュース等の砂糖、小麦粉、乳製品を摂りますとダイレクトに身体に吸収されます
砂糖は、身体を冷やし臓器痛め、小麦粉や乳製品は腸に負担をかけますので控えることが望ましいです
③~寝起きが悪く、朝食を食べてくれない時は~
・いつもより早めにカーテンを開けて、お日様の光を身体にたっぷり浴びさせることで
自然と目覚められるようにする
・早く起こす
・良い睡眠がとれるように就寝前のYou〇ubeやゲームは控え、早めに布団に入る
・お風呂は、シャワーではなく湯船につかり身体を温めて睡眠の質をあげる
・ご飯が食べられない時は、味噌汁の汁だけ飲む
◇ まとめ ◇
〇朝ご飯は、身体にエンジンをかけると共に心も動かす大切なもの
〇朝ご飯のメニューには、身体を温め活力が出るご飯と味噌汁がおすすめ
〇心と身体を冷やしてしまう食品は控える
〇子どもが喜ぶ好きな物が健康に繋がる物ではない
親御さんが子どもの食べ物をしっかりと選ぶ
〇早寝早起き、お日様の光で身体を目覚めさせる
数日間メニューを変更してみたけれど
食べないし変化なし、と諦めず数カ月は続けましょう
食べなくても少しずつ興味が出てくることもあります
食べないけどご飯茶碗に手が伸びた
今日は、1口飲んだ等
焦らなくても大丈夫です
少しづつで良いと思います
温かく見守ってあげて下さいね
<④健康な朝ご飯に役立つおすすめグッズのご紹介>
〇鉄玉子
鉄不足におすすめです
味噌汁のお湯を沸かす際に鉄玉を入れて10分程煮立たせ
その後、具材と味噌を入れるだけ!
〇チョーコー無添加味噌 空気穴あり
味噌を買うときは、空気穴が空いているかをチェック!
呼吸ができることで発酵が進みますので、酵母がお腹の中で活発に働いてくれます
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〇鉄窯製法 乾燥ひじき
ひじきは、鉄分補給に最適ですが鉄窯製法で作られているものに鉄が多く含まれていますので購入時は、製法をチェック!