〜赤ちゃんは息継ぎなしで母乳が飲める⁈〜大人と違う喉の構造
赤ちゃんが母乳を飲む際に呼吸をしながら
息継ぎなしで飲み続けられる姿
を不思議に感じたことはありませんか?
きっと大人が同じことをしたらゴホゴホとむせてしまいますよね
〜赤ちゃんの不思議を調べてみました〜
○なぜ赤ちゃんは、むせることなく母乳を飲むことができるのか?
その理由は
赤ちゃんの喉は、食道(口から胃)と気道(鼻から肺)が分かれており、二つを同時に使うことができるからです
それぞれの道が分かれていることで、母乳を飲みながら呼吸をすることが可能になるそうです
一方、大人の喉は赤ちゃんの時期を終えて進化しています
進化をすると食道と気道が繋がり、同時に使うことができなくなるそうです
赤ちゃんは、大人と喉の構造自体が異なっていました
○では、何故大人と赤ちゃんの喉の構造が異なるのか?
それは、人が言葉を話すために二つの道が繋がる必要があったからです
人間は、進化の過程で食道と気道が繋がったそうです
ですので、赤ちゃんが言葉を話し始める時期には、分かれていた食道と気道が繋がり、言葉を発することができるようになります
(肺にある空気を鼻ではなく、口へ吐き出すことにより声を出すことができます)
出生後も喉の構造が進化を続けているなんて面白いですよね
○でも泣くときには、おんぎゃーって声が聞こえるけれどそれはどうして?
泣く時に声が出せるのは、赤ちゃんがものすごいエネルギーを使って食道と気道を繋げることで親御さんにメッセージを伝えているそうですよ
産まれたばかりの赤ちゃんにそんなことができるとは!驚きですね
このような事からも赤ちゃんが人間未満の未熟な状態で産まれてくるという話には納得がいきます
〇喉の構造が進化するタイミングに注意すること
”食道と気道が繋がり言葉を話しはじめる”
この時期に気を付けていただきたいのが
口呼吸を覚えてしまうことです!
口呼吸は、私たちが思っている以上に健康への影響が大きいようです
口呼吸の詳細については、おしゃぶりの必要性と共に次回お伝えできればと思います
最後に
子育てについて調べていきますと
様々な情報が溢れており、迷ってしまうこともあると思いますが赤ちゃんの進化をたどっていくとおのずと子どもたちに本当に必要なものが見えてくるのではないかと思いました
離乳食等も人によりこんなにも違うものかと不思議に思っていましたが、赤ちゃんの進化から読み解いていくとこたえがみえてくるような気がします
離乳食についてもいつかお話できたらと思います